東日本大震災後文学論

出版日期:2017-3-10
ISBN:9784523265534
作者:限界研,飯田一史,杉田俊介,藤井義允,藤田直哉,海老原豊,蔓葉信博,冨塚亮平,西貝怜,宮本道人,渡邉大輔
页数:640页

作者简介

「震災後」は終わっていない。いまだつづいている。
3・11がもたらした 傷、抑圧、混乱、失望
創作者は物語を用いて 希望を再稼働させる!!
3・11以降、おびただしい数の「震災後文学」が書かれた。故郷と肉親・友人・知人の喪失、原発問題、放射線による生物の変容、被災地と非・被災地の温度差、東北と東京の温度差、政権への批判、真偽不明の情報と感情の洪水としてのSNS、記憶や時間感覚の混乱、死者との対話、「書けない自分」「無力な自分」へのフォーカス、復旧・復興、言論統制や自主規制、ディストピア化した日本、テロやデモや群衆蜂起、戦争文学との接続……さまざまな作品、さまざまなテーマがうまれた。3・11以降にうみだされた「震災後文学」を扱う渾身の評論集。
序論 はじめに 飯田一史
第一章 震災後文学の超臨界
同時代としての震災後 藤田直哉
希望―重松清と『シン・ゴジラ』 飯田一史
喪失なき成熟―坂口恭平・村田沙耶香・D.W.ウィニコット 冨塚亮平
揺れる世界と存在―震災後としての中村文則文学 藤井義允
第二章 科学と文学の(dis)コミュニケーション
情報の津波をサーフィンする―3・11以後のサイエンスなフィクション 海老原豊
震災後文学としての『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズ―科学技術コミュニケーションにおけるリスク・個人・希望をめぐって 西貝怜
対震災実用文学論―東日本大震災において文学はどう使われたか 宮本道人
第三章 イメージの核分裂
島田荘司と社会派エンターテインメント 蔓葉信博
映像メディアと「ポスト震災的」世界―キャメラアイの「多視点的転回」を中心に 渡邉大輔
第四章 震災後を生きる君たちへ more than human
〈生〉よりも悪い運命 藤田直哉
高橋源一郎論―銀河系文学の彼方に 杉田俊介
震災後作品出版・公開年度一覧


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