北朝鮮・絶対秘密文書

ISBN:9784106106086
作者:米村耕一
页数:255页

作者简介

【驚天動地の犯罪記録】+【北朝鮮住民への直接取材】秘かに勃興する新勢力とは? 独自の視点で捉えた「国の壊れ方」
記者が秘かに入手した、あの国が「絶対秘密」と指定する内部文書。そこには、統制に抗い、管理から外れた「悪党」たちのたくましいまでの行動が描かれていた。金鉱山のヤミ採掘、放射性物質の密輸出、世界遺産地区からの文化財窃盗──。数々の経済犯罪は、市場経済の拡大から露呈した国家管理の限界でもあった。文書分析と北朝鮮住民たちへの直接取材の積み重ねから、閉鎖国家の現在と、その体制崩壊への道筋に迫る。

书籍目录

はじめに
序章 北朝鮮をどこから探るか
検察文書と「人権」/取材源の開拓/内部文書の価値と信憑性/崩壊への「過程」/巧みなコントロール/それでも体制は……
第一章 法の網をかいくぐる「起業家」たち
無学の農場員が金鉱経営/ささいな変化も踏み台に/何より大事な投資資金/糾弾される「毒キノコ」/社会主義国家における「罪」/地域社会も期待する「私企業」/金抽出に成功した村人たち/「市場」をおそれる指導部/それでも「起業家」は生まれる
第二章 食糧難から発生した「疑似市場経済」
金父子のツーショット/打ち寄せる市場経済の大波/ハイブリッド経済の謎/住宅事情も二重構造/「オプロ」を目指す起業家たち/事業欲はますます広がる/飢餓で始まった「二重経済」/デノミで分かった指導部の限界/金正恩第1書記のジレンマ
第三章 放射性物質も売りさばく「職場離脱者」たち
持ち出されていた軍需品/硝酸トリウムとは/落ちた主犯と軍の関係/儲けるならやはり中国へ/放射線被害より秩序維持/覚醒剤が蔓延していった理由/日本ルートの壊滅と国内還流/覚醒剤に蝕まれた社会/何が統制の枠を超えるのか
第四章 溶け始めた「統制社会」
ウソ泣きではない/ナショナル・プライド/「物語」とプロパガンダ/エリート層に対する統制手法/治安機関の住民監視/人事を一手に握る党組織指導部/目立ち始めた末端の綻び/結婚するなら「3外」
第五章 国家を食い潰す「内部犯行者」たち
高層マンションはなぜ倒壊したか/「世界遺産地区」から盗まれた文化財/流出先は中朝国境地帯/公的機関の職員も関与/軍服も市場で手に入る/中国は北朝鮮住民のATM/相次ぐ電線盗難事件/盗品流通のヤミルート
第六章 抑え切れない欲望と「サボタージュ社会」
純朴な人から死んでいく/南部と北部の情報格差/深刻化する腐敗の背景/人々の欲望と中国の影響/どの指示に従えば良いのか/「自力更生」とサボタージュ
終章 北朝鮮崩壊への道筋
北朝鮮の行方と日本/米国でも相次ぐ「崩壊論」/本物の経済改革とは/朝鮮王朝時代の「民乱」に学ぶ/民衆のためのリーダーは現れるか
おわりに

内容概要

米村耕一、1972(昭和47)年、熊本県生まれ。毎日新聞社・外信部記者。慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、西日本新聞社に入社。同社を退社後、韓国留学を経て毎日新聞社へ入社。福島支局、政治部などに勤務の後、北京特派員を務め、中朝国境地帯から朝鮮半島をウォッチした。


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