出版日期:2015-7
ISBN:9784750342149
作者:信原 修
页数:224页
作者简介
18世紀日朝の国際社会の舞台で「実意」を貫き、「誠信」を生きた「実践」の人・雨森芳洲。江戸期を代表する開明的な文化人であり真の国際人である雨森芳洲の全体像を、史(資)料に基づきながら経験的・体感的に描き出す。今日なお生き続け、現代のわれわれに問い掛けてくるメッセージを聴きとる。
书籍目录
第1章 中国学から朝鮮学へ―「ことば」の体現者としての芳洲(芳洲の語学修業とその背景
芳洲の言語(習得)観
『全一道人』(一七二九)にみるハングル習得のための芳洲の実践
芳洲の先見性と臨界年齢仮説
対馬藩通詞に対する芳洲の現実認識と実情
芳洲の提言と教育実践)
第2章 「誠信堂記」(一七三〇)が語るもの―「こころ」の体現者としての芳洲(芳洲による「誠信堂記」(一七三〇)
誠信堂と草梁庁舎
錦谷の草梁赴任と芳洲の倭館渡海
第八次正徳辛卯信使(一七一一)をめぐる紛糾
芳洲の公作米年限裁判使行
「誠信堂記」執筆の時期をめぐって)
第3章 伏流水としての禅―芳洲、三九歳の書(大阪歴史博物館所蔵)をめぐって(大阪歴史博物館所蔵の芳洲の書
書の典拠
芳洲の書の真実
句の意義と禅のこころ
向上底(把住、平等)と向下底(放行、差別)
芳洲の思想性)
内容概要
信原/修
1936年岡山県生まれ。同志社大学大学院、英国エディンバラ大学大学院ディプロマ・コース一般言語学修了。京都府立鴨沂高校定時制教諭、同志社女子大学教授を経て同志社女子大学名誉教授。専攻は言語学(意味論・語用論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)